さ行
睡眠障害
睡眠の障害が軽度でも主観的に睡眠障害を感じる場合(不眠症)と、
実際に睡眠量やリズムに障害のある場合とがある。
睡眠量の障害は、脳幹の機能障害などでの睡眠過剰(hypersomnia)があり、
睡眠欲増加、睡眠発作(narcolepsy)がある。
また、睡眠時間の減少などがある。
睡眠リズムの障害は、入眠時の障害、中途覚醒の増加、浅睡眠相が多くなるなどがある。
精神分裂病の急性期や躁状態に睡眠時問の減少が見られる。
夜間せん妄、夢遊病、夜尿症などをともなうものもある。