や行
指しゃぶり
赤ちゃんの指しゃぶりは生理的なものであるため、
大きくは意味を持たないことが多いです。
しかし時には赤ちゃんからのサインとなって現れることもあります。
最初にお腹が空いているときに指しゃぶりをすることがあります。
ミルクを飲みたいなどの欲求が指しゃぶりとなって現れることもあります。
また、退屈なときのひとり遊びや眠いときなどにも指しゃぶりをすることがあります。
ミルクを飲むと安心し眠くなってしまう赤ちゃんが多いためです。
さらに、ミルクを飲む練習として指しゃぶりをしている子もいます。
赤ちゃんにとっておっぱいを吸って母乳を飲むことは生きることに直結するため、
本能的に吸う練習をしています。
そのため、何もないときでも練習として指しゃぶりをしていることがあります。
赤ちゃんは手当たり次第に何でも口に入れる習性があるため、
その一環として指をしゃぶっていることもあります。
自分の指やモノの形を確かめるために指をしゃぶっているのです。
口の中に入れることで感触や形を覚えるので、
1歳ごろまでの指しゃぶりは赤ちゃんの成長に必要なことでもあります。
ほかにも、泣いて要望を伝えようとしても伝わらず、
なかなか欲求が満たされないために指しゃぶりを始めることもあります。
赤ちゃんが泣いた後に指しゃぶりを始めた場合は、
おむつやおなかが空いていないかなど確認してあげましょう。
このように指しゃぶりは色々な意味合いがあり、
その時に応じて一つのサインではないことも多々あります。